超音波、動脈硬化、心電図などを統合一元化できます

超音波、動脈硬化、心電図などを統合一元化できます

ワイヤレス 動脈硬化計測

2013年5月13日月曜日

人口比の医師数が少ない埼玉の救急医療が危機にひんしています。

人口比の医師数が少ない埼玉の救急医療が危機にひんしています。 日本で最も人口あたりの医師数が少ない埼玉県の救急医療が、危機にひんしています。 そのキーワードは、急激な高齢化で、現場を取材しました。 埼玉県の北側、人口66万人のエリアをカバーする埼玉県済生会栗橋病院がある。 この日、胃から大量出血を起こして救急搬送された高齢者に、消化器内科のチームが、カテーテルという管を動脈に入れていく。 熟練の医師にしかできない、高度な技術だという。 出血している血管部分にカテーテルが入り、高齢の患者は一命を取り留めた。 埼玉県済生会栗橋病院の外科・院長補佐の本田 宏医師は「(救急医療で)今、受け入れ不能、つまり担当医がちゅうちょする一番の理由は、昔であれば助からないような疾患が、タイムリーに専門医に治療してもらうと、助かる可能性が出てきているからなんですね」と話した。 肺の内部から、がんの組織を採取する気管支鏡検査。 操作するのは、呼吸器内科の寺西香織医師だった。 寺西香織医師は「おそらく、肺小細胞がんというものかなと思うんですけど、まずは組織を取って、何ものか調べてるって感じです」と話した。 通常勤務のあと、午後5時から、寺西医師は救急センターの夜間当直に入る。 病棟の看護スタッフとミーティングする寺西医師は、入院患者を診ながら、医師1人で救急患者に対応しなければならない。 肺炎による呼吸困難で搬送されてきた80代男性について、寺西医師は、CT画像に気になる影を見つけた。 寺西香織医師は「こっちにないこれ(影)が、胸水かなと」、「右側のお胸に、お水がたまっちゃってるんです。ちょっと、楽になるかもしれないので、今、お水抜きますね」、「大きく吸って、吐いて」と話した。 寺西医師は、通常では存在しない大量の黄色い胸水を、80代の男性から抜き取った。 今回の取材で明らかになった、栗橋病院に救急搬送された患者の年齢構成を見ると、60歳以上の割合が、5年間で実に4割も増加していた。 この変化が、救急医療の現場に大きな負担を与えているという。 本田 宏医師は「時間とマンパワーが必要なんですね、高齢者の方の治療には。高血圧を持っていたり、糖尿病を持っていたり。要は合併症をともなっていますので、同じ病名の手術をしても、高齢者の方の手術と若い人の手術は全く違います」と話した。 救急科専門医であれば、救急患者全般に対応できるが、全国に3,382人しかいない。 日本の人口あたりの救急科専門医の数は、アメリカの7分の1だという。 夜が明けてまもないころ、心肺停止状態で搬送されてきた80代の患者は、トイレで倒れているところを発見されたという。 気道の確保を試みる寺西医師だが、患者が息を吹き返すことはなかった。 命の終わりに向き合うことも、救急医療の現実である。 寺西香織医師は「ハードですね。悲しい機会も多いです。特に呼吸器は、そういう患者さんが多いので、よくそういう場面にはあいます」と話した。 急激な高齢化が進む日本。 国の在宅医療推進によって、終末期を自宅で迎える高齢者が増加し、救急搬送の急増につながったという指摘もある。 この夜、5件の救急搬送に対応した寺西医師は、そのまま通常勤務に戻った。 午後7時すぎ、胸の強い痛みで救急外来を訪れた60代男性を、当直明けだった寺西医師が診察していた。 寺西香織医師は「ちょっと痛いって、すごく危ないことで。肺炎って、痛くないんですよ」、「(じゃあ、がん?)違うと思います。ちょっとあの、入院したら、看護師さんもついてくれるので、眠れなさそうだったら教えてください」と話した。 寺西医師が仕事を終えたのは、午後10時を回っていた。 医師不足と高齢化によって深刻化する埼玉県の救急医療。 それは、日本の未来への警告なのかもしれない。 (05/10 00:11)

0 件のコメント:

コメントを投稿